Souvenir-markペルーおみやげ博物館

ペルーのおみやげはどの品もインディオらしい幾何学的で遊び心あふれるデザインが素晴らしい。セーターやパッチワークなど、観光地に行くとおばさん達が大量に目の前に並べてくれるが、見ているだけで楽しい。

ペルーのおみやげの定番は「アルパカのセーター」である。これはペルー中どこでも売っており、品質にもよるが一着US$50くらい。遺跡に行くと迫ってくる「おばさん直売」だともう少し安い。手触りはつるつるとして光沢があり、やわらか。セーターの他には、マフラーや手袋もある。

安さで勝負なら「5個でイチダラ(US$1)」の素焼きの笛や素焼きのペンダントなど。いずれにせよ、アンデス高地のおばさん直売は値切れば安い(ふっかけ率は4倍くらい)。リマで買うと倍以上することも多いので、買いたい物はクスコやマチュピチュ、ティティカカ湖で買っておくのがよいだろう。

ここでは上で挙げた物以外で筆者が買った、ユニークなおみやげを紹介しよう。

Souvenir-Alpaca

アルパカの毛で作られたアルパカ人形。白い方はベビーアルパカの毛らしく、つやつやなめらか。黒い方は親アルパカのようで、ごわごわしている。愛くるしいこの人形、脱臭処理をしておらず毛が犬臭いのが難点。

プーノの空港(フリアカ空港)の「おじさん直売」にてUS$1くらいで購入。

Souvenir-Pisco

ナスカ文明風のカラフルな素焼き土器に納められた、ナスカ地方のスピリッツ「ピスコ酒」。容量は1000ml。普通のガラス瓶に入っているのよりもUS$15も高かったが、土器のデザインに惹かれて買ってしまった。もちろん中身を飲んだあとは置物として使用。首についている紙には、ナスカ地方の名物カクテル「ピスコサワー」のレシピが書いてある。

ピスコ酒はペルーの海岸沿いで採れるブドウを使った酒で、ブドウのほのかな香りが良い。正確な度数は分からないがウィスキー以上に強い。ピスコサワーはピスコ酒をレモン(海岸沿いでたくさん採れる)・シロップ・卵白で割ったもので、甘酸っぱさが素敵だが相変わらず強い。

リマ空港免税店にてUS$30で購入。酒が1リットルも入っているので、日本入国時の免税制限に注意。

Souvenir-Amano

ナスカ文明の本物の土器から写し取られた和紙版画。ナスカの地上絵にも通ずるユニークな描写が面白い。値段が高いのは、天野博物館のポリシーが「入場料無料、おみやげでカンパ」であるため。

天野博物館にてUS$8で購入。

ペルーのトップページに戻る