青年海外協力隊 ニジェール活動日記 2004/12/18〜2005/01/02

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パークW

ニジェールとベナン、ブルキナファソの国境付近に、ライオンなどの野生動物が住む国立公園Parc W(パーク・ドゥブリュべー)があります。5人で車を1台借り切って、1泊2日のツアーで行ってきました。

借り切ったツアー車の様子。屋根の上にも乗れます。ただし、後部座席の窓が開かないし、5人では狭いし、ちょっと動物観察には向かい車でした。ケニアやタンザニアのように天井が開くワゴン車があればいいのですが。
象の家族です。
大きな鹿。
猿の集団。このほか、ワニ、ホロホロ鳥を見ました。

ホロホロ鳥はいつも市場で足を縛られて地面に寝ころんでいるところしか見たことが無かったので、元気に走り回るホロホロ鳥の姿は新鮮でした。
バオバブの木。Parc Wの至る所で見られます。
公園の中の宿泊所。食事は屋外のテーブルで。水貯め式のシャワーや水洗トイレもあります。
テント内の様子です。
2日目、象の体当たりを受けて壊れた車を見かけました。聞いた話では、密猟者が象に毒矢を放ち、苦しんだ象が近くにいたこの観光客の車を攻撃したそうです。車には象の血が付いていました。

そして、近くの沼のほとりには、その象の死体が横たわっていました。

平原で動物が群れの単位で見られるケニアなどの国立公園と比べると、山がちで木が多いParc Wはちょっと動物が見つけにくいです。正直なところ、車や、宿泊施設、ガイドの質などもまだまだ及びません。しかし少なくとも宿泊施設に関してはほかの国の国立公園を参考にして、ずいぶん力を入れて来ているなと感じました。

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