青年海外協力隊 ニジェール活動日記 2004/12/18〜2005/01/02

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東の旅行〜ギダンルンジ・マラディ

ニジェールの東の地域に住んでいる同期隊員を訪ねて、4泊5日の旅行に出かけました。

ニジェールでの長距離移動手段はもっぱらバスです。以前は国内航空便もありましたが、今はありません。

一日1便、だいたい早朝4時〜6時頃にニアメを発ち、途中の町で停車しながら北部の要所アーリット(Arlit)や東部の要所ザンデール(Zinder)まで1000km近い道のりを半日かけて走ります。隣国ブルキナファソ・ベナンの首都に向かう便もあります。
バスの中の様子です。日本とほぼ同じ幅のバスに横5人なのでめちゃくちゃ狭い!座席の幅が大人の男性の肩幅よりも狭く、満席だとずっと隣の人と押しくらまんじゅうをすることになります。前後も膝が前の座席にぶつかるほど狭い!

冷房も無く、窓ガラスも立て付けが悪くてガシャガシャけたたましく音を鳴らし続けるので快適度かなり低いです。最近は冷房付きの車両もありますが、乗れる機会は多くありません。
東部の村でよく見かける貯蔵庫です。丸っこくて可愛らしい形をしてます。
ニアメから7時間で、ニアメから東に550kmの街道上の町、ギダンルンジ(Guidan Roumji)に着きました。
ギダンルンジで活動している同期の植林隊員の職場、ギダンルンジ環境局を訪ねました。
同期の植林隊員の自宅です。
彼の家の警備員(ガルディアン)と、その家です。地方隊員の家では、だいたい敷地内にガルディアンが家族とともに住み込みで働いています。ガルディアンは警備の仕事のほかに、頼めば洗濯や買い物もしてくれます。ガルディアンの家族との付き合いもあります。
彼の家にギダンルンジの他の隊員も集まって、夕食会を開きました。
その後、50kmさらに東のマラディ(Maradi)の同期隊員を訪ねました。ニジェール3番目の都市で、ナイジェリア国境に近いためトラックでごった返しています。年末年始は同期隊員の家で、マラディの他の隊員と一緒にうどんや雑煮を作ったり、トランプをやったりして正月気分を味わってきました。

ニジェールの豆腐。大豆と、ミレット(アフリカで食べられている雑穀)のあくから取った「にがり」を混ぜて作ります。味は固くて目の粗い木綿豆腐のようで、ニジェールでは油で揚げて食べます。

ミレットの風味が強いですが、揚げると日本の厚揚げとよく似た風味になりおいしいです

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