2010中国(上海万博・桂林・西安・北京)

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西安 Xi'an

シルクロードの入り口の都市として繁栄した西安。一番の見所は、兵馬陵です。

北京からの夜行列車。全車両軟臥車(1等寝台)です。すべて4人1部屋のコンパートメント。ただし食堂車は無し。乗客の2/3くらいは欧米人でした。

あと、私たちの乗ったコンパートメントは、上段の人がタバコを吸うので時々煙たい思いをしました。予約の時に禁煙車を希望しておけばよかった・・・旅行会社からは聞かれなかったので、全車禁煙の日本に慣れていてうっかりしました。

午前8時半、列車は定刻に到着。駅でガイドさんと会い、一路郊外の兵馬陵に向かいました。駅で待ち合わせてそのまま観光なんて専用車ならでは。

兵馬陵1号館の様子。
埴輪の顔は一体一体違います。実際の兵士をモデルに作られたそうです。
出土した時の状態はこの写真のような形です。これを1体1体修復して、上のような兵士群が復元されました。気の遠くなる作業です。一号館でも全体の4分の1くらいしか修復されていません。このほかに、小規模ですが2号館、3号館があります。
地位の高い人のものとみられる埴輪像。
馬車の埴輪。手綱などは青銅製です。
実際はこのパネルのように埴輪には彩色がされていたそうですが、土に埋められていたため大部分ははがれてしまったそうです。

この後、始皇帝陵を見て、昼食を食べた後、華清宮殿に寄り、最後に西安市内の大雁塔を観光しました。

始皇帝陵。見た目は丘です。中に入ったり、登ったりはできません。有料カートで周りを一周することができます。
華清宮殿の、皇帝用の風呂。
大雁塔です。地下水の取りすぎで、最近少し傾いたとのこと。

この日の桂林行きのフライトは18時半発!元々は21時だったのが、1ヶ月前になって突然18時半に変更になりました。以前の旅行でもフライトの変更で大打撃を受けたことがありました 。中国の国内線はまだまだ気が抜けません!

というわけで、最後の観光後、ガイドさんとは別れましたが運転手の方に空港まで送ってもらいました(もちろんツアーとは別料金)。途中、道路を逆送する車、信号が無くカオスになっている交差点など、マナーやインフラ整備の面で現地の人の苦労を感じながら無事フライトの1時間半前に到着。

フライトは海南航空です。予約したのが間際でエコノミーの格安チケットが無かったため、正規エコノミーより5割ほど高いファーストクラス(2万円程度)を選びました。サービスはすばらしく、ラウンジから駐機場の機内まで係員の方がファーストクラス用の豪華な送迎車でエスコートしてくれて、機内食もビーフ、チキン、魚とライス、麺から選択可能でした。ファーストクラスに乗っていたのは自分たち2人だけだったので申し訳ないほど。

無事に桂林空港に到着し、頼んでいた送迎で午後10時頃、桂林市内のホテルに入りました。

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