青年海外協力隊 ニジェール活動日記 2005/10/05〜2005/12/23 |
サッカーはスタジアムで行われました。 | |
観客席の様子。皆以外と静かに観ています。 | |
料金の安い外野席はガラガラ。ニジェールの人は皆テレビで観ていたそうです。 | |
この時観たのは準決勝試合のブルキナファソ対コートジボアールでしたが、ワールドカップにも出場するほどサッカーが盛んなコートジボアールのチームはやはり強く、パスすら満足につながらないブルキナファソは相手になっていませんでした。 決勝戦はセネガル対コートジボアールで、コートジボアールが優勝しました。なおニジェールは初めの方で敗退しています。 |
リュット会場。ニアメには常設のリュット場があります。下は砂地で、中央に日本の相撲より一回り大きい感じの土俵があります。 | |
100kg超級のニジェール対ブルガリアの試合。ニジェール側(黒人)は腰にリュット式の飾りを巻いています。ブルガリア側(白人)はレスリングの選手です。 | |
リュットだけはニジェールが強い!ニジェール選手が見事決勝に進みました。 | |
ボクシングも常設のボクシング場を使って行われました。 | |
50kg級の試合。同じ階級なのに、黒人選手は皆白人選手より手足が長い! | |
試合に勝って、皆に胴上げされながら会場を出て行くニジェール人選手。 | |
この大会のために新設された総合スポーツ場で行われた柔道。柔道はとにかくフランスが強く、審判から注意されるまで組み続けるアフリカ勢と対象に、必要最小限の動きでポイントを稼いで勝つフランス人選手の計算高さが印象的でした。 なお、フランスは結構黒人が多く、フランス人選手といっても黒人のこともあります。 写真は女子柔道ですが、左側フランス人女性の堂々とした体躯は力士並です。 |
格闘技のアフリカ勢に共通して言えるのは、負けたときの落ち込み方が尋常ではない点です。とにかくお先真っ暗といった感じでぐったりうなだれ、胴着をその場で脱ぎ捨てたり、すねて最後の判定で勝者の横に並ぶのを拒否したり、負けを認めず「俺の勝ちだ」と観客をアジって (扇動して)立ち去ったり・・・。選手の関係者はその都度選手を抱きかかえたりなだめたりしなければならず大変です。柔道の会場で胴着を脱ぎ捨てた時は審判が怒って、関係者があわてて間を取り持っていました。