青年海外協力隊 ニジェール活動日記2005/09/12〜2005/10/04 |
セネガル土産、太鼓のネックレス |
今回はバカンスの後半に行った任国外旅行と、ボロロの祭りの様子を紹介します。
任国外旅行とは、派遣先以外の国への旅行のことです。協力隊員は2年の任期中に最大20日間、休暇などの私用目的の任国外旅行をすることができます。旅費は全額自己負担です (1年くらい前までは旅費が支給されていたそうです)。
また、行き先も国ごとに決められています。 ニジェール隊員が今行けるのは隣国ブルキナファソ、マリ、セネガル、モロッコ、そしてフランスの5カ国だけです。日本には行けません。この点協力隊は厳しい!普通援助団体は年1回くらいは本国に帰れることが多いらしく、配属先の職員からよく「バカンスで日本に帰るんだろ?」と聞かれました。
今回自分は、セネガル8日間とフランス4日間という日程にしました。残り8日間は別の機会にブルキナファソで使う予定です。
セネガルは、現在 西アフリカでもっとも発展している 国の一つです。ニジェールやブルキナファソ、マリなどと同じ旧フランス領西アフリカの一部で、1960年に独立した後、比較的安定した政治のもとで経済を発展させてきました。とはいっても中南米やアジアの国と比べたら以前水準は低いのですが、例えば一人あたりGNPはニジェールの3倍、初等教育就学率もニジェールが30%に対し倍の60%にもなります。
セネガル航空でニアメからセネガルの首都ダカールへ。行きも帰りも6時間遅れて随分疲れさせられました。帰りの便の遅れの理由は、なんと「運行に必要な書類がそろっていなかったため」。 | |
「パリダカ」で知られている首都ダカールの様子。地平線までビル群が続いています。 ニジェールもセネガルも大して変わらないだろうとたかをくくっていた自分は、この景色に度肝を抜かれました。ニジェールの首都ニアメの景色はこちら | |
ダカール市内海側の様子。手前の白と黄色の車がたくさん集まっているところはガラージュ(バスステーション)です。 | |
同期隊員が住むマンション。ダカール市内にはこういったマンションが結構あります。 | |
マルシェの近くの路地の様子。 | |
ダカールのモスク。 | |
家政隊員の活動先の家政学校。 | |
家政学校の生徒たち。 セネガル人はニジェール人よりかなり肌が黒いです。 |
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ダカールの沖合いにあるゴレ島。ここにはかつて奴隷の輸出基地が置かれていました。その名残で、この島の建物は白壁に赤い屋根のヨーロッパ風のものが多いです。 | |
ゴレ島で昼食に食べたヤッサ・ポワソン(揚げた魚の玉ねぎソースがけ)。 | |
ダカール市内の屋台で食べた、セネガルの代表的料理チュブジェン。トマト風味のライスに、揚げた魚と野菜の煮物が添えられています。ニジェールのセネガル料理屋でもチュブジェンは食べられますが、本場のものはとにかく胡椒辛い!スプーンを口に運ぶと胡椒の香りがツンとするほど、たくさん胡椒を使っています。 |