2010カナダ(イエローナイフ・ケベック・モントリオール)/アメリカ(シカゴ)

概要

シカゴ1

イエローナイフ1(このページ)・

ケベック1

モントリオール1

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イエローナイフ Yellowknife

イエローナイフは、カナダのノースウエスト準州の州都です。アラスカのアンカレッジとほぼ同じ北緯62度に位置し、北極圏もすぐ近く。州都と言っても人口は2万人弱しかいない小さな町ですが、古くはゴールドラッシュでにぎわい、現在もダイヤモンド鉱山で潤っているそうです。

町の中心部、一番目立つところに大きく気温が表示されています。昼間からマイナス26度・・・

なお、たそがれ時のような明るさですが、この時期は午後3時が日没なのでこれでもまだ日中です。

マイナス30度の世界

イエローナイフはとにかく体験したことのない寒さでした!寒いというより痛い!日本から着てきた防寒着では10分も外に居られません。みるみる手や顔がしびれて きます。命の危険を感じる寒さ!今回ユニクロのヒートテックももひきを着ていたのですが、一度それを着ずに出たら数分で足の皮膚の感覚が 麻痺しました。

そういえばこの町では浮浪者を見かけませんでした。

なお、オーロラツアーでは防寒具のレンタルもできます。それを着込めば、まあまあ外に居られます。

町の中心部の様子。大通りはこの写真に写っている1本だけです。ビルも見える範囲のものでほとんどすべて。

車もそろりそろり 走っています。なんとカナダはスパイクやスタッドレスのタイヤは禁止で、その替わり道路にはびっしり黒い小石が撒かれています。

町ゆく人は意外と多い。観光客はレンタルの防寒着で皆同じ格好です。地元の人が意外に薄着なのが驚き。この寒さも慣れるものなんでしょうか。

イエローナイフの過ごし方

オーロラ観測は夜8時半から0時半までで、それ以外はフリータイム。しかしイエローナイフで暇をつぶせる場所は多くありません。しかも今回はクリスマスで、滞在4日間(土・日・月・火)のうち最初の土日はほとんどすべての店が閉まっていて 昼間は退屈でした。

というわけで、オーロツアーの市内観光犬ぞり体験オプショナルツアーに参加しました。

市内観光で凍結した湖の上の道路を見に行きました。標識もある正式な道路です。
イエローナイフのオールドタウン(旧市街)。左の白い平らな部分は、先ほど道路が通っていた湖です。右奥に新市街のビルが見えます。
犬ぞり体験のオプション。

犬はオーロラツアー会社で飼われています。犬種はシベリアンハスキーと、カナディアンハスキー

3人づつそりに入って出発です。一番後ろに立っているのは犬ぞりを操作するスタッフの方。
犬ぞりは自転車ぐらいのスピードで林の中を20分走りました。下りは結構迫力あり。

犬は走りながら器用におしっこをしたり、雪を食べたりしていました。

カナダについて気づいたこと

カナダに来て初めて知ったのですが、カナダはオーストラリアなどと同じイギリス連邦の一つなんですね。コインの裏にエリザベス女王が描かれていました。イギリスってすごい。

あと、カナダの英語はイギリス英語に近いです。流れるようにしゃべるアメリカ英語と違い、きっちり発音している感じです。

そしてフランス語。標識や、機内誌などはすべて英語とフランス語が併記されていました。機内や空港のアナウンスも二カ国語です。しかもフランス語の文章も英語の直訳ではなく、フランス語のニュアンスを活かしたしっかりしたもの。一国二言語を維持するのに相当手間がかかっていると感じました。

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